東芝製HDDレコーダ到着

長年愛用してきた Cocoon の冷却ファンがお亡くなりになってしまったので、新HDDレコーダが必要になってしまった。

コストパフォーマンスと機能面を追及したところ、東芝VARDIA RD-S1004K に決定、購入した。

到着して使い始めたものの、あれこれ微妙な部分が多い。

VARDIA の遠隔予約機能は特定の形式のメール送信によって、行うのだが、そのために POP 可能なメールアドレスを必要とする。

今どきの若者はプロバイダのメールなどを利用せず、Windows LiveYahoo!Gmail などをメインメールアカウントとして利用している場合が多いわけでいまどきの仕様ではない。

私自身プロバイダのメールはほとんど利用しておらず、アカウントも分からないため、GmailVARDIA の予約機能を使おうと考えてみた。しかしながら、Gmail では POP は SSL での利用が必須だ。VARDIASSL に対応しておらず、あえなく撃沈した。

そこで、新しいアカウントを取得しようと、GMX で新規メールアカウントを取得してみた。

GMX は POP が可能であり、GMX のメールアカウントを利用することで、なんとかメール受信までは成功するようになった。

次は、VARDIA で予約するためのメール形式であるが、予約するチャンネル番号を調査するのにかなりの時間を費やしてしまった。

調査したところ、地上波デジタル放送の予約であれば NHK総合は D011 のように Dxxx の形式、BSデジタルの場合は NHK衛星第一を BS1 のような形式で指定するようだ。

そこでるんるん気分で録画予約をしていたが、テレビ番組表から直接録画する iEPG での録画予約ができない点にいらいらしてしまった。

iEPG はテレビ王国などを経由してクリック1つで簡単に録画予約する機能だ。ソニー製レコーダの多くは可能で、大変便利である。簡単に調査したところ、VARDIAではできなそうであった。

そこで、VARDIA でも iEPG を利用してクリック1つで簡単に録画できるようにするべく、スクリプトの作成にとりかかった。GMX は submission ポートを使えば SMTP 認証によりメールの送信も可能であるので、この点でも問題なさそうだ。

しかし、作成してみたところ、また壁にぶちあたってしまった。

作成したスクリプトiEPG の拡張子、MIME-TYPEに関連付けして、実行していたのだが、GMX は連続して多くのメールを送ると、メールの送信がエラーになる仕様のようなのだ。

こんな仕様では私のように一週間分の録画予約を一気に行いたい人間にはとても十分とはいえない。

私は現在、自宅サーバなどは運用しておらず、このために新たにメールサーバの運用などはやりたくない。

そこで、代替案を模索したが、ちょうど勉強したいところであったGoogle App Engine でメール送信ができる機能があることが分かった。

Google App Engine はドキュメントがしっかりしており、初めての挑戦であるものの登録した本文をメール送信する程度のアプリケーションは簡単に作成することができた。

うわさには聞いていたが、Google App Engine はたしかにサーバ運用の手間から開放してくれ、開発に集中できる非常に優れたプラットフォームだ。

この方法はうまくいって、快適に運用できる。

結果として、次のやり方に落ちついた。

iEPG に関連付けしたスクリプトが 自作GAE に録画予約データ送信
・自作GAE が5分に一度 GMX の VARDIA 用メールアカウントにメール送信
VARDIA が 5分に一度 GMX メアドからメール取得

とすることで、若干タイムラグが生じるものの、がんがん録画予約してもエラーなどにはならず、ちゃんと録画できる環境を構築できた。

気が向けば次回、作成したスクリプトについて書くかも。