(仮称)FastMars : FAST Mobile Access for RSs 作成中
私は地下鉄を利用して通勤しているのだが、悩みがあった。それは、駅と駅の間では携帯電話の通信が途切れ、RSS などの閲覧ができなくなることだ。
さらにいうと、読みたい長文の記事はたいていの場合、5ページほどに分割されており、読み進めるのに、何度もページ遷移が必要となる。このページ遷移をするために駅に到着するのを待つ必要があり、駅に到着するのを待つ時間がとても無駄でいらいらしたものであった。
これらの悩みを解消するために、新しい WEBアプリケーションの作成にとりかかった。以前、契約したレンタルサーバに FastLadder をインストールしたが、それにさらにカスタマイズして、携帯電話からアクセスしやすくした。
ブログの記事に完全に落としこむ時間が十分でないため、簡単に行ったことを列挙する。
1. もともとの FastLadder は Rails 2.3系に対応していなかったため、2.3 に対応する改造が加えられたものをインストール。
git clone git://github.com/hsbt/fastladder.git
git clone git://github.com/darashi/jpmobile.git vendor/plugins/jpmobile
3.Jpmobile がそのままでは Rake がなぜか動かなかったので修正。
--- a/test/rails/overrides/spec/rspec.rake +++ b/test/rails/overrides/spec/rspec.rake @@ -8,7 +8,7 @@ begin rescue MissingSourceFile module Spec module Rake - class SpecTask + class SpecTask < ::Rake::TaskLib def initialize(name) task name do
4.MobileControllerを作成
携帯電話から表示するコントローラをゴニョゴニョ作成。wedata にある AutoPagerize の items.json をうまく使って、ページ遷移が必要な場合も1画面で一気に表示できるように工夫。あと、複数の記事をチェックボックスでチェックすることで、一気に表示できるようにする機能も追加。
5.twitter閲覧機能も追加
oauth を使って、twitter を閲覧する機能も追加。
もうちょっと、ソースコードをきれいにしてから、github で公開する予定。全体として、作りたい機能とは無関係なところで、ハマって時間を費やすことが多い。もうちょっと、調査をすばやくしないとな。
できる限りログインするための操作などもスキップできるようにして、とにかく私がすばやく RSS などを見る機能に注力したつもり。
自分でも使ってみたところ、かなり便利。なんで、こんな便利なアプリをもっと早く作らなかったのかが自分で不思議だ。