UFJグループへの統合比率提案には法的拘束力がある=三井住友FG◇ロイター

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ゲーム理論の練習問題のような様相を呈している三井住友と東京三菱の
UFJ買収劇。
三井住友としては、東京三菱とUFJが破談し、UFJと合併することになることは
非常に確率低く見ているのであろう。
東京三菱というか、その株主に強くプレッシャーを与える
ような手を打つことで、合併交渉が行われにくくしたり、
合併後の新銀行に不和をもたらしやすくすることに
強いメリットを感じているのではないか。
実際問題として、三井住友にとって、UFJと一対一で合併することは
現実的な案とは言えないし、合理的でもない。
もしもそれが合理的であるとしたら、かなり合併に関わるコストを低くでき
統合後かなりの重複地域の支店数や雇用を減らすことが可能だと
した場合である。
このような前提を三井住友が持っているのならその点も公開される
べきであるが、そこまで踏み切った内容は提示されていない。