[プログラミング] 全体の中で欠けたピース

最近、もんたメソッドというプレゼンテーション手法が流行しているそうです。

みのもんたが行うように文章の一部分を隠しながらプレゼンテーションを行う手法のことだそうです。

この手法を初めて見たとき大変うまいなぁって思いました。

似たような話は「ソフトウエアプロジェクトの見える化」という最近お話にも出てきます。
見える化」の一手法として、テストの自動化をして、パスしたテストとパスできなかったテストを明示することでテストをパスさせたいという欲求を高めるというような方法があります。

これらのような方法は私たちの日常にもよく登場するような素朴な気持ちに基づいています。人は、全体の中で欠けている部分を見ると必ずそれを完成された状態にしたくなってしまうものだからです。

例えば、あなたの好きなものを集めたくなってしまった経験はありますか?
好きな漫画本などで全巻をそろえるのに一巻だけ足りなければそのもう一巻はなんとしてでもそろえたくなったりしますよね。
そろわなかったり何か、落ち着きません。他にもジグソーパズルで1ピース紛失したのか、見つからないようなときにも同じような気持ちを感じるかもしれません。

このような落ち着かないというような気持ちを感じる気持ちは、プログラミングをしていて最後のテストを通るようにしたいという気持ちに通じるものがあります。