「学生探し、出国促せ」不法残留で大学側に要請 東京入管

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不法残留に関する社会的な圧力が強くなってきている。

不法残留ということはもちろん問題なわけではあるが、これは真の
問題ではない。

真の問題というのは、まず第一に大学が経営難にあり、補助金の口が
ある場合は、それをできる限り利用しようという環境にいること。
第二に、まだまだ中国などの発展途上国との所得格差は大きく
日本で働き、稼ぎを家族に送ることは大きな収入源と
なっているということ。
第三に、安価な労働力を求める経営者は多いということである。

これらの不法残留が生じやすい環境が改善されない限りは
不法残留というのは残り続ける。

これを解決しようとせず、ただ不法残留への処罰を強める
だけで解決しようとした場合は、大きな反動がおきるだろう。
おそらく、より法から外れた形で外国人が日本に訪れることに
なる。

基本的に外国人が日本で働くことが悪いことではない。
問題は現在、正規のルートで働きに来ることが難しく
結果として、不法なルートで働きに来て、不法な職に
従事しているか外国人が多いということである。