緊急入院のローマ法王、容体は安定…報道官

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世界のカトリックの中で最も権威がある人物ローマ法王が現在
危篤状態にあるということは、日本では意外なほど知られてはいない。
米国の大統領や北朝鮮の総書記よりもはるかに扱いが小さい。

もちろん、カトリックの人が日本において少ないという面は
あるだろう。
しかしながら、精神的指導者の一人なのは事実なのだ。

あまり知られていないことを続けるが、現在ローマ法王
実質的に話が出来るような健康状態にはない。
ローマ法王の話は今、ポーランド語でくぐもった声でしか
できず、その声を聞き取ることができる者は一人しかいない。

ローマ法王の声を聞き取っているものが実際には自分に
有利なことを言っているだけだったとしても
それを確認する手段は他のものにはなく、実質的に
彼の執政が行われていると言ってもよい状況にある。

この状況の打破のためにローマは動かねばならないが、
それはヨハネパウロ2世の死に間に合うのだろうか。