*[日記][雑誌] 熟年離婚と非婚ジュニア

最近、blog をかなり長い間更新していませんでした。
書こうとしていなかったわけではなく、日記を書こうとした途中で、なんというか途中でどうしても考えがまとまらなくなってしまって、投げ出した記事が数多くなっていたのでした。

これはどうも最初のテーマ付けが悪かったのが原因かもしれません。

これからしばらくは、雑誌の記事の感想とかまとめとかに近いような内容を書いていきつつ、頭がきちんと回転するようになってきたら、また内容を書いていきたいと思います。

今日書く記事は、最近読んだ週刊ダイヤモンドの内容について書こうと思います。

熟年離婚と未婚ジュニア」という特集でした。

週刊ダイヤモンドぱ経済紙であるだけに、お金に関する問題を中心に据えて分析していた面が逆に好印象でした。
今の30代女性の求める男性の年収水準と同年代の実際の独身男性の年収水準の間に差があるという話題は興味深く思いました。そして、実際のその年収を持っている男性がいたとしても、会社の歯車として、極めて拘束時間の長い時間に従事していたりして、希望がマッチしないという内容が印象に残りました。

今の日本の問題というのは現在の社会環境と、「世間」から要求される実現すべき水準というのにかなり多くのギャップが存在しており、そのキャップを埋めることは難しいのです。

家庭の問題というのはとても無限責任的です。つまり、社会的なマクロ環境がどのようであっても、「世間」から要求される水準を満たさなければ、何か小言を言われてしま雰囲気があります。そして、確率的に少ないかもしれませんが一定の確率で起こってしまうようなさまざまな例外的な場合についても同じように無限責任的で遡及的です。

その無限責任的な要求に応えることはとても窮屈で不自由さを感じ、無力感さえ感じます。家庭の問題から背を向けてしまいたくなります。

よくこういう経済系の記事では、必ず同棲に結婚と同じ程度の法律的な権利を与えるような内容が出てきます。
今回も、フランスでの例が示されていました。
このような内容というのは検討する価値がある興味深い議題のように思えますが、今の家庭に関する問題の無限責任さが当然視されている現状ではなかなか実現しないでしょう。