Rubyカンファレンス 2006 参加してきました。

土曜と日曜は、Rubyカンファレンスに参加してきました。
それについてちょっとした感想めいたことを書きます。

土曜

スピーカー控え室が濃い人がたくさんいて楽しかった。あんなに濃い会話が成立するのがすごいなぁ。あの中にいれたというだけで、ライトニングトークに参加した価値があったと思ったよ。

昼休みは、スピーカーの人にはお弁当が配布された。実はお昼ごはん難民とかが発生していたみたいなので、お弁当が配布されて、その場で食べちゃったりできるのはラッキー。

1日目は、arton さんと、田中哲さんのプレゼンがとっても面白かった。

Rubyize すげーよっっ。あれ見ながら思ったけど、ActiveXActiveRecord っていうのは可能なのかな。そしたら、かなり高速な Windows でのデータベースアプリケーション開発が可能になりそう。

田中哲さんのプレゼンは説得力がある内容でした。一番印象的だったのは、「ユーザの望みを推測する」のメタファの件。いいメタファを使ったインタフェースというのは汎用的にデザインの基本ですが、プログラミングにおいて、それほど意識をしたことはなかったので、新鮮でした。勉強になる。

あと、前田さんの発表で知ったのですが、AssociationProxy クラスは、class メソッドをundef しているというのがすごいと思いました。Ruby On Rails は果敢だ。

晩の懇親会では、いっぱいいろんな人と話した。

ソフトウエア産業も政治力を持つべきだって話は面白かった。とりあえず「選挙の日はデスマーチにしてはいけない」という法律を作らないと。

日曜

id:secondlife さんの発表の Switch Tower の光と影が面白かった。私ももっと使ってみよう。

昼休みには、ちょっと雑談。「最近、関数型言語が流行しているけど、そこは研究者が多すぎるから研究するには向いていないのでは?」「リアルタイムGC を積んだ動的型言語とかでなにか新しいことをさらに取り入れるようなテーマはどうだろう?」みたいなことを妄想気味に話してみた。実際は、どうだろうね。

パネルディスカッション企画で、id:moro さんが「https を使ったときにハマるってほんと?」という質問があったので、しゃしゃり出て、マイクをもらってライトニングトークの宣伝をさせてもらいました。突然でいろんな人を驚かせてしまったかも。反省です。

なんというか、私も自分が作ったライブラリの使いどころというか、便利さをもっとアピールするべきだなぁ。具体的などういう環境で Ruby On Rails はハマりやすくて、それをどう解決できるかなんていうのは、ちゃんとドキュメント化しないと。

2日目のこのあたりから、ライトニングトークスあたりの発表の密度はなんというか信じられないほど濃かった。

くまくまーさん、発表うまかったなぁ。

ライトニングトークスは私自身も発表があって、いろいろと慌しかった。自分の発表にはいっぱい反省点があったねー。ああいう機会は自分の成長の余地を再確認できていいね。なんというか自分が話したいことが多すぎて圧倒されそうになる。

あ。そうそう、プレゼン資料を、次の url に置いておきました。
参考にしてください。
http://cuzic.net/RubyKaigi/relative_path_plugin.pdf

こんな感じ。だいぶとりとめもないし、Ruby カンファレンスが分からない人には全然分からない内容でした。
今回はほんとはもっと、ふわふわとしたタッチの文章にしたかったけど、うまくいかない。

まぁこのままアップロード。